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雨水利用の墨田区向島の「一寺言問地区」探訪記 |
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05年5月7日(日)午後、墨田区向島の「一寺言問地区」探訪に参加しました。この企画は、8月1日〜7日に開かれる「雨水利用東京国際会議・雨を活かした緑豊かなまちづくり分科会」主催で、雨を活かしたまちづくりと下町の緑を見て歩き、自然と共生したまちづくりについて探ろうというものでした。 東武伊勢崎線「曳舟」駅前に参集した参加者は13人。説明役を買って出られたのは国の名勝・史跡に指定されている向島百花園・茶亭「さはら」亭主・佐原滋元さん(創設者・佐原鞠塢(きくう)の子孫)。(向島百花園:200年前、文化文政時代に江戸の文化人・佐原鞠塢が開園した野草類を集めた植物園で、昭和初期に東京市に寄贈され、現在は都立公園になっています)。 めざしたのは「一寺言問地区」5カ所に設けられた雨水井戸「路地尊」と、「天水尊」をはじめとする個人用雨水タンクなど、人々の生活の中に浸透した雨水利用と、庶民の緑を愛する豊かな工夫と町の景観です。 出発前に佐原さんから注意。「路地で人に出会ったら、あいさつをしてください。人がいたら声をかけて観るようにしてください」。静かな通りや路地に突然、10数人の集団が現れ、自分の家の前で植木などを批評されたら、「何事」とびっくりしたり、こころよく感じない人もいます。佐原さんの注意は住んでいる人に対する配慮でした。 歩きはじめると佐原さんは説明し通し。まちのすみずみを知り尽くし、住民のみなさんとも顔馴染みにびっくり。それもそのはず、佐原さんは百花園の当主としてだけではなく、NPO法人「すみだ学習ガーデン」理事長、元墨田区PTA連合会会長、雨水市民の会副会長など地域にねざした活動に献身している方で地域では超有名人。 路地尊(ろじそん):一寺言問地区の防災まちづくりのシンボル。水道水でなく雨水利用をして災害時の水源を確保しています。普段は子供たちの遊び場や植栽や路地園芸、市民菜園の水遣りなどに使われています。 天水尊:雨水市民の会副会長で、まちづくりグループ「一言会」の徳永暢男さんが開発した個人用雨水タンク。天水尊の名には、天の水(雨水)を大切にし、自然を大切にしようという思いが込められています。(詳しくは「雨水リサイクル研究所」東向島1-8-1) |
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写真で紹介・雨水利用の墨田区向島「一寺言問地区」探訪記 |
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この路地尊は左にある菜園の水をまかなっていました |
みごとな鉢植えに思わず見とれる | ||||||
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羽子板資料館・向島5丁目の通りで目にした「小さな博物館」は羽子板の鴻月。佐原さんの「入ってみましよう」の声で一行はぞろぞろ店内に。店主の西山幸一郎 さん(写真)は墨田区登録無形文化財保持者。明治初期から昭和初期に作られた羽子板などを丁寧に説明していただけました。 |
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この路地尊のポンプは最新式。水が勢いよく飛び出した。イカの天干し、みごとなスルメになっていました。 |
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| 車が通らない路地は緑いっぱい | 舗装の割れ目に根付いた草花 | ||||||
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| 屋根の水を蓄え、再利用する「天水尊」 | この公園を埋めているのは園芸種でなく雑草類 | ||||||
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| 公園をおおう雑草は、癒しになっているといいます。 | 地区唯一の自然井戸(地中の水を使用) | ||||||
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家庭菜園の雨水利用。隣家の協力で水源に。 ここでは2基設置していました。 |
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小学校に設置された天水尊 |
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風呂桶を利用した元祖「天水尊」(もちろ手作り) |
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向島「百花園」横にある路地尊(正面)、広場にベンチ。右はその裏側。手入れが行き届いている |
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佐原さん(右から3人目)の案内で百花園の由来、園内の植物の説明を受けました。 |
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路地尊マップ:雨水市民の会 |
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